女性に出会いたすぎて自分で街コンを主催しちゃった話
どうも、うるぞーです。
僕は大学1年の時から約4年間、街コンの立ち上げから運営までしてきました。
そもそも街コンって?
一時期街コンブームが到来したので、皆さん知っていると思いますが、
街コンは、街ぐるみで行われる大型の合コンイベントである。一般的な合コンと異なり、参加者は少ない場合でも100名以上、規模の大きいものでは3000名弱にもなる。同性2名以上で1組となり、開催地区の定められた複数の飲食店を廻る。各店舗でリストバンドなどの参加証を呈示することで、制限時間内であれば定額で飲食が可能という内容で開催されるものが多い。
出典: Wikipedia
というものです。
同性の友達と二人で参加して、様々なお店に回って食事を楽しみながら異性と出会う大規模合コンイベントです。
僕はこれの学生限定バージョンの街コンを立ち上げました。
なぜ僕が学生コンを始めたのか?
▲学生コンHPから引用
なぜ僕が学生コンを始めたか、それは大学生活が楽しくなかったからです。
つまらなかった理由はこちらに書いてあります。
要するに、理系学部は女子が少なく、大学生を謳歌できないんです。
そんな大学生ライフに嫌気がさしていました。
女子に期待しすぎていた自分
高校は男子校だったので「大学行ったら女子と触れ合えるぅ⤴︎」と3年間耐えてきたのに、理系に行ってしまったが為に女子が全然いなかったんです。
オープンキャンパスに行っていたので女子が少ないことはわかっていました。
でも自分の代では…ミラクルが起きて女子の人数が増えるかもしれない…。
そんな淡い期待を込めて入学しました。
そしたら期待に反して女子は本当に少ないし、しかも女子の中でもオタク系の人が多いために会話が続かない。(アニメとかゲームとか全然わかんない)
僕の大学生活の楽しみであった『女子』は入学して1ヶ月で砕け散りました。
Twitterで見る文系の友達のウェイウェイ感が本当に羨ましくてたまらなく思えてきました。
「リケジョいいなー」とか言ってくる友達を一人ずつカンチョーしてやりたくなるくらい。
だから僕は女子と触れ合える環境を作りたかった。
大学生活忙しすぎてつまらなすぎた
普通大学生って『人生の夏休み』とか言われてるぐらい、遊びまくれるじゃないですか。
僕は入学した4月から徹夜しながら大学の課題やってましたよ。
理系って忙しいとは聞いてましたが、序盤からこんなに忙しいとは思ってなくてかなりヘコたれてました。
平日は毎日大学の授業を受けて、土日はバイトの生活。
『なんだこれ、全然楽しくないじゃん大学生って。』
大学とバイト以外に、自分が夢中になれるものを見つけたい。
何かアクションしなければと思っていました。
先輩に誘われた学生コン
高校の時に留学したフィジーで出会った先輩から連絡がきたのがきっかけです。
「最近どう?久しぶりに会おうよ!」って感じだったと思います。
その先輩は当時大学4年生で、第1回学生コンを主催していました。
友達に声をかけて集客し、池袋の飲食店数店舗を貸し切って開催していました。
▲第一回学生コンの様子(出典: 学生コンHP)
話を聞いて写真を見せてもらった時に「僕の求めているものはこれだ!」と直感で感じました。女子に出会えるしw、やりがいもありそうだと。
「これからもっともっと、規模を大きくしていきたいんだよ。だからうるぞーの力を貸してほしい」
と誘ってもらい、僕は学生コン運営メンバーに参加しました。
このきっかけが、僕の人生を大きく変えることになります。
仕事の楽しさを教えてくれた学生コン
学生コンの運営にはざっくり以下の業務があります。
- 当日利用する店舗への営業
- 入金確認
- 当日配布資料の作成
- リストバンド作成
- お客さんからのお問い合わせ対応
- ホームページ編集, ページ追加
- 当日スタッフ集め
- 当日の店舗運営
- 取材対応
- etc
このたくさんの業務を当時4,5人の学生だけで回していました。
今思うとビジネス経験がない学生でも仕事はできるしビジネスは作れるんだなと、昔の自分に感心してしまいます。
上にあげた業務のほとんどは、泥臭い地味な仕事です。
入金を管理するのも手作業で行っており、入金をしていない人に電話をかけて入金をお願いする作業は、結構大変です。
当日のスタッフを集めるために、友達に片っ端から連絡することもあります。
逃げ出したくなることしばしばありました。
だけど、毎回学生コン当日を迎えると『頑張ってよかった』と心の底から思えるんです。
▲学生コンの様子
僕たちが頑張れば頑張るほど、
- 来てくれたお客さん
- 使わせてもらっているお店
- 手伝ってくれている当日スタッフ
- 運営スタッフ
が全員幸せになれるんです。
お客さんは「いい出会いがありました」「サークルの打ち上げみたいでワイワイできて楽しかったです」「また来ます!」と言ってくれます。
お店は「学生集客に困ってたんだよ!」「うちも売り上げが上がるから嬉しいよ!」「次はいつ開催するの?お店開けるよ!」と言ってくれます。
当日スタッフは「たくさんの人と触れ合えるの楽しい!」「仕事の後の打ち上げが楽しみ!」「次もスタッフやらせてください!」と言ってくれます。
運営スタッフは、みんなが喜んでくれているの見るのが本当に好きな人たちが集まっていました。僕もその一人でしたが、みんなの笑顔を見ることで僕自身幸せになっていました。
そして僕は「これがビジネスか!」と学生ながらビジネスの本質を理解することができました。
横浜で学生コンを立ち上げた
大学3年時に横浜学生コンを立ち上げました。
池袋学生コンのお店のキャパ的に限界がきたため、新規エリアで開拓することになったからです。
横浜学生コンは0から立ち上げを行いましたが、0から1を作るのは本当に大変でした。
池袋という基盤はありましたが、それでも理解を得るのは難しかったです。
知らない学生から電話かかってきて、「学生限定の街コンのためにお店を貸してください」と言われても不審がられて当然です。
とりあえず話をさせてもらうべく、会う日を決めて訪問して資料を渡し、思いを伝えるところから始めました。
理解を得られなかったお店もあったけど理解あるお店もあり、なんとか利用できるお店が見つかりました。
一番苦労したのは集客。
池袋で参加した人が横浜でも参加してくれる程度で、全然数が集まりませんでした。
お店を貸し切るのにもお金がいるため、最低でも貸し切り分のお金は集めなくてはなりません。
ビラを作って置かせてもらうなど、いろいろな集客を考えました。
▲当時作った横浜学生コンのビラ
ビラの置き方もよくわからなかったので、あまり大きな効果を生むことはできませんでしたが、こういう一つ一つの施策を考えるのは面白かったです。
集客は大きなプレッシャーになりましたが、やはり当日を迎えると「やってよかったなぁ」と思えるから不思議です。
横浜学生コンが取材された
▲取材された時のメディア紙
▲もうひとつ載せようっと
学生コンを頑張っていたら取材されました。
上の写真は学生向け雑誌を運営している方に書いていただいた記事です。
今まで取材なんてされたことがなかったから、あの時は本当に嬉しかったなぁ。
頑張っていると誰か見てくれているものですね。
結果的に僕の大学生活の不満は解消した
結果的に、僕が入学当初に抱いていた2つの不満は解消されました。
女子が少ないと嘆いていましたが、学生コンをきっかけに多くの女子と交流することができました。
また、学生コンをきっかけに彼女もできました。
そして大学以外にも楽しいことを見つけることができました。
最初はサークル感覚で楽しんでいたけど、れっきとしたビジネスとなって今現在も多くの学生が参加してくれています。
今は運営スタッフから抜けてしまいましたが、学生コンに関われて本当によかったなと思っています。
現在は全国規模で展開中
東京・池袋からスタートした学生コンですが、渋谷・横浜・名古屋・大阪・博多でも行なっています。
学生の街コンと言ったら『学生コン』という位置付けにもなっており、「学生コン」「学生 街コン」と検索すると1番上に出てきます。
まだ参加したことないけど、参加したい!と思う学生の方は是非参加してみてください。
【まとめ】大学生活に悶々としている大学生は行動を起こしてほしい
僕と同じように「大学生活が物足らない」人はぜひアクションを起こしてほしい。
大学はつまらないかもしれないけど、外の世界は絶対楽しいです。
僕は学内よりも学外の方が圧倒的に友達が多いです。
自分と同じような価値観を持っていたり、逆に自分とは全然違う人がたくさんいます。
周りが「くだらない」と言って反対したとしても、あなたが価値があると本気で思っていたらあなたと似た人が自然と集まってくるので大丈夫です。
現に学生コンも最初は「え?街コンなにそれ怪しそう(笑)」とバカにされたこともありましたが、今では累計1万人以上が参加していますからねぇ。やめなくてよかった。
このおかげで、僕は就職しない選択肢が身近に感じれるようになりました。
大学1年にアクションを起こさなかったら、きっと今の自分なかった。あの頃の僕ナイス。
まずは自分が楽しいことをすればいいんです。
それがビジネスの始まりであり、独立の始まりであり、好きなことを仕事にする人生の始まりです!
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