高卒が大卒じゃなきゃ入れない企業に入れるようになったら無理して大学行かなくていいよね
どうも、フリーランスエンジニアのうるぞーです。
今日は学歴の壁をぶっ壊そうとしている人の活動をご紹介します。
『Youtuberヒカル』を皆さんはご存知でしょうか?
2017年現在25歳のYoutuberで、起業家の一面もある人です。
30万円かけて宝くじを買ったり、祭りの屋台で当たりが出るまでお金を突っ込んだりと、かなり大胆なことをしている動画を配信していて、非常に面白い。
Youtubeで数億円稼いでいるらしいです。
そんなYoutuberのヒカルさんが新規事業を立ち上げるという動画をアップロードしていました。
やるサービス内容
こちらの動画をご覧ください。
現在のYoutubeの仕事とは別に、高卒とIT企業のような普通じゃ入れない企業を繋げるサービスを始めようとしているらしいです。
というのも、学力が足りなくて大学に行けなかったり家庭の事情で大学に行けないために高卒になっている人の就職先は、決まって工場だったり建設業だったり飲食業だったりと就職先が限られてしまいっているのが現状です。
「大学に行かないと就職先は狭まってしまう、それが当たり前」という先入観もあり、あまり真剣に自分の進路を考えない人が多いようなのです。
ヒカルさん自身も高卒で、気持ちがわかるんだと思います。
「自分は起業して成功したけど、大半の人は成功しないし難しい」と理解した上で、高卒の人でも好きな仕事をする人を増やしたいという思いがあるとのこと。
僕は応援したいと思っています。
大学に行っただけで選択肢が広がるというのは気持ち悪いですからね。
長年続いた学歴判別論争
昔から「学歴で就職できる会社が限定されてしまう」という旨の話はされてきました。
今でもその風潮はあると思うし、まだしばらくは続いていくはずです。
「大学で遊び呆けていたやつがいい企業に就職できて、一生懸命努力した人が希望の企業に就職できないなんてひどい」
「希望の大学に入るために努力して勉強する過程を経験したからこそ、その努力を評価していい会社に入れる。勉強を努力できなかったやつがいい企業に入れるはずがない」
「高卒のやつが頑張れるとは思えない」
大体こんな感じの話がいつも出てきます。
僕はは学歴は仕事ができるかどうかの判断基準としては不向きだと思っています。
僕が仕事をしてきてわかった「この人は成功するな」と思う人は以下に該当している人です。
- 強い意志、明確な目標がある人
- 目標に向かって諦めずに頑張れる人
- 口だけでなく行動できている人
この3つが備わっていれば、別に学歴が高かろうが低かろうが、年齢が若かろうが老いていようが、成功できます。
実際に東京で出会った、起業していて成功している人は年収5000万とか1億とか稼いでるけど、高卒だったり中卒だったりする人が多かったです。
大卒なのに年収300万円台の人もたくさんいますからね、年収だけで比較したら大卒が偉そうなことを言う権利はないのです。
過去の記事でも書きましたが、上記3つを簡単に誰でも満たせるようになる方法が「好きなことを仕事にする」です。
▶︎「好きなことを仕事にする」が理解できない人に理由をロジカルに解説する
自分の仕事に熱中していて、目標に向かって行動し続けられれば高卒とか関係ないです。
「高卒だから、、、」とマイナスにならずに、やりたいことに向かって行動さえすれば成功できるんです。
というわけで、僕はヒカルさんのサービスの成功を応援しているし、学歴で判断される会社がなくなって無理して大学に通っている人がいなくなればいいのにって思っています。
予想しているマネタイズ方法
さすがにビジネスとしてやるのだからマネタイズはさせるはずです。
マネタイズできないと事業を継続することはできないので。
人材マッチングのサービスなので、企業から採用した際に仲介手数料として金額を抜く形になるのではないかと思います。
人材は動く金額が大きいので、高卒の人の就職の仕方が世の中的に変わって、大手企業に採用してもらう仕組みを作ることができればかなり稼げるようになるかもしれません。
課題は学歴社会の壁を壊せるか
課題は、古い会社に根付いてしまっている「学歴社会」の壁を壊せるかどうかだと思います。
大手IT企業はいまだに学歴で判断することが多いです。というか判断しています。
たくさんの人が応募してくる企業だと、どうしてもたくさんの書類をさばけないはずなので学歴の高い順に目を通すと思います。
学歴は簡単に選別しやすいのでフィルターの基準として採択されています。
学歴が良くても仕事のできない人もたくさんいるので、本当はスキルや性格・才能で選別したいのですが、数値化することはなかなか難しい。
最近だとエンジニアやデザイナー、ライターといったスキルを必要とする職種では、これまでの経験をもとに判断できるので学歴がなくても就職できるようになってきました。
エンジニアは過去に作ったコードをgithubで共有したり、作ったサービスを共有すれば大体の技術力はわかる。
デザイナーはポートフォリオとソフト(イラレ,フォトショなど)の経験を語ればある程度の技術力を確認できる。
ライターは書いている文章を読めば、個性や文章の構成力、その人の思考についてわかるので、企業も判断しやすい。
そのほかのスキルではまだまだ判断しにくいために、評価できずに苦戦しているのが現状です。
ハッシャダイ
が提供している16-22歳限定の地方在住者向けプログラムも学歴社会の壁をぶっ壊してくれるサービスです。
こういったところでチャレンジをした若い人が結果を出して、中卒でも高卒でも会社で活躍しているぞ!というのがわかっていけばいいなと思っています。
第三者に当たる企業が、人材の能力を客観的に評価できるサービスを提供すれば、スキルのある高卒だって大学中退者だって輝けるようになるんじゃないかなと思っています。
そうすると長年勤めているからと昇級してきた人たちの仕事のできなさぶりがバレてしまうし、学歴はあるけど仕事ができないと自覚している人のプライドと給料がズタズタになるので反対者が多数出ると思いますがw
ヒカルさんにはそんな会社・サービスを作ってもらい、働き方のイノベーションをおこしてほしいなと思います。
【まとめ】学歴の壁よ、ぶっ壊れろ
いい会社に就職するためだけに大学に入っている人もいます。
今はこれだけ自由に働けるようになったのに、有名な企業で働くことだけに希望を見出している人もいます。
その人たちにとって大学の卒業資格は欲しいけど、大学で過ごす時間に対しては価値がないはずなんですよね。
僕の友達にもそういう人がいて、大学に来る意味を感じられずに留年をしている人がいました。
大学に無理していかないで、自分がやりたい仕事に就けるようになればみんなイキイキと楽しく仕事ができるわけで、それができないのはやっぱりもったいない。
僕は大学をちゃんと卒業しましたが、今振り返ってみると「これって仕事をしながら学べばよかったよな」と思うことが多々あります。
理系の大学でアホみたいに苦しい思いをしながら徹夜して課題をやるんじゃなくて、楽な学部に入って遊びまくって人間力をもっと高めるのもよかったなと思いますね。
僕は東京で起業しながらもフリーランスとして働き、6月からは新たに正社員という働き方も追加されます。
僕の場合はエンジニアということもあり、学歴はほとんど見られていません。
学歴よりも経験やスキルを見られます。
千と千尋に出てくるユバーバに学歴を取られたとしても仕事ができると思います。
これからは学歴よりも気持ちやスキル・経験が大事になっていく時代です。
あなたはどんな仕事をしていきたいですか?